写真をスケッチ風に変換するアプリはたくさんありますが、このPaper Cameraは一味違った、実に画期的なアプリです。なんと、撮影する前の段階で、変換後の画像をプレビューしながら撮影できるのです。この感じをどう伝えたらいいのでしょう・・?ファインダーを覗いているだけで、まるでCGアニメーションの映画を観ているような、不思議な気分が味わえます。エフェクトの種類もコミック風から絵画風、モノクロームやドット、ネオン調など、たくさん揃っていて、様々なテイストを切り替えながら撮影することができます。久しぶりに撮る行為そのものを楽しませてくれる、新感覚のカメラアプリに出会えた気がしました。Paper Cameraの名前の通り、アプリ自体のデザインが、紙に描かれたカメラみたいになっているのも、面白いですよね。
Paper Cameraを起動すると、いきなりカメラアプリとは思えない、手書き風のポップなデザインの画面が現れます。枠の中のファインダーの部分をよく見ると、リアルタイムに目の前の風景が写し出されていることに、まず驚かされるでしょう。
ここで、右上の2つの矢印をタップするとエフェクトの選択ができます。矢印をタップする度に、プレビューの内容も、前後のエフェクトに切り替わります。
エフェクトは、COMIC BOOM、SKETCH UP、ACQUARELLO、OLD PRINTER、NEON COLA、CON TOURS、BLEACHING、GOTHAM NOIR、HALF TONE、GRANNY’S PAPER、PASTEL PARFECTの11種類。さらに、CONTRAST(コントラスト)、BRIGHTNESS(明るさ)、LINES(線の密度)の3つのパラメーターを、スライダーを動かすことで調整できます。
気に入ったエフェクトが決まったら、右下のカメラマークのアイコンをタップして撮影しましょう。このアプリでは、紙のカメラの名前の通り、音もなく静音でシャッターが切れるので、思わずサクサク撮ってしまいます。
右下のリストのようなアイコンをタップすると、カメラロールから撮影済みの写真を読み込むことも可能です。
カメラロール内の写真の表示の仕方も、普通のアプリとはちょっと違います。不揃いに並んだ感じが、どこかアナログ風で、このアプリらしいデザインのこだわりが、隅々にまで感じられますね・・。
カメラロールから読み込んだ画像も、自由にエフェクトを加えて保存することができます。
そんな感じで、一風変わったカメラアプリ「Paper Camera」ですが、他のアプリではできない、独特のスケッチ風画像を、リアルタイムで撮影できるのが一番の魅力です。
とにかくiPhoneと一緒に持ち歩いて、色々な被写体や風景を写してみましょう。いつも通りの何気ない風景も、ポップでエキサイティングな作品に大変身するかもしれませんよ。
撮影サンプル
※価格は記事執筆時点のもので、変動する可能性があります。ご了承ください。
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