2012年4月10日 22:30 PM関連ニュースyouthkee

本日早朝に、ネット業界を揺るがすビッグニュースが飛び込んで来ました。FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏が、10億ドル(820億円)でinstagramを買収すると発表したとのことです。フェイスブックにとっても、過去最大の買収となるそうですが、私たちユーザーにとっても、非常に大きなインパクトを与える出来事になりました。世界最大のSNSと、急成長中の写真共有サービスが、ドッキングしてしまったのですから・・。とは言っても、すぐにサービスが融合されるという訳ではなく、当面はインスタグラムの独立性を維持した形で運営する方針なのだとか。旧来からのIGファンの方も、今すぐサービスのあり方について心配する必要はなさそうですね。
(cc) Image by johnnymip

今回の買収劇については、色々な憶測が飛び交っていますが、買収の決め手となった一番の理由はソーシャルメディア業界をめぐる派遣争いではないかと言われています。FacebookのライバルであるGoogleやTwitterなどの企業も、instagramの買収を計画していたと噂されているだけに、他社に先を越される前に押さえておこうという心理が働いたのではないでしょうか?

Facebookから見ると、将来の脅威となり得る可能性を秘めたinstagramを取り込み、さらに競合他社に吸収されるのを防ぐ『防衛的』な買収であるという見方が大勢です。そういう意味で考えると、instagramがどれだけ世界中の企業や投資家から注目され、認められた存在かということがよく分かりますね。

instagramでは、先週にもベンチャーキャピタルから総額5000万ドルの資金調達を行ったと報じられていますが、この時の評価額は5億ドルだったそうです。今回のFacebookによる買収額はこの2倍にも相当する巨額なものだったので、一部には企業買収の行き過ぎを懸念する声も高まっています。

ユーザー数で単純に比較すると、instagramはiPhone版で約3000万人、Android版のリリース直後に約100万件のダウンロードがあったそうですが、世界中で約8億5000万人のユーザーを抱えるFacebookには、まだ足元にも及びません。それでもFacebookが買収を決めた理由は、急速に加熱するinstagramの人気と、何よりも積極的に写真を楽しもうとするユーザー体験にあったのではないでしょうか?

今回のニュースは、instagramが世の中にもたらした、スマートフォンで写真を楽しむ行為(iPhoneography)が、次世代のスタンダードになることを意味しているような気がします。今後の動向は注意深く見守りたいと思いますが、デバイスの垣根を越えて、より広い間口の人々が、instagramを楽しむきっかけになるといいですね。

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