小林立先生によるヤングガンガン2022年24号掲載の『咲ーSakiー』最新話をご紹介します。
腕の痛みをこらえながら麻雀を続ける部長。
試合中に考えていたことといえば、自分が本当に悪待ちなのかと言うことでした。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『咲-Saki-』252話までのあらすじ
渋谷は肝心な東場を落としてしまったのでした。
これで渋谷が役満上がる確率は格段に下がってしまいます。
果たしてこの局は無事に終わるのでしょうか‥。
『咲-Saki-』253話の内容(ネタバレあり)
南3局、親は憧
ついに中堅戦も残り2局を残すばかりとなっていました。
渋谷は明らかに汗をかいて焦っているように見えます。
役満を作るためには字牌が必要です。
しかし手元にはそれが1つもなかったのでした。
こうなったら多少でも良い形で上がれるようにするかどうかで試行錯誤する渋谷。
その一方で部長は自問自答しています。
部長は自分でも周りからもはっきりと悪待ちと言うことで知れ渡っているのは間違いないでしょう。
しかしそれは本当にそうなのか。
部長は過去のことを思い出しました。
部員がいなかった頃の麻雀部
部長は部員を集めるためにポスターを作ったりといろんなことを画策していました。
家で勉強をしながら麻雀プロのテレビを見ている部長。
テレビに出ている麻雀プロは麻雀だけではなくて勉強も結構得意みたいでした。
部長はそれを見て羨ましく思っていました。
部長はそれなりに努力をすることで物事を今までは好転させてきました。
そう思い返すと自分は悪待ちなんかじゃなかったんじゃないかと思うようになってきます。
今までは悪い方の選択をすると逆にうまくいっていた部長。
多少は状況が悪いと言うことも関係しているのかもしれない。
しかしその状況が悪い中で自分が頑張ってきたからこそ成果を残せてではないかと部長は改めて考え直しました。
自分にとっての悪待ちとはすべてを含めたことではなかったのかと。
そんなことを考えている間に先に渋谷がリーチしてしまいました。
果たしてこの試合の行方は‥。
『咲-Saki-』253話の感想
部長が悪待ちではなかったというのが結構この漫画では衝撃的な部類ですかね。
最後のページを見てみるとこれは完全に悪待ちでは良型と言うのに含まれてるんじゃないでしょうか。
悪い状況の中でベストを尽くすと言うことが成果を生む。
これは麻雀だけではなくてもしかしたらいろんなことに通じているのかもしれません。
(ライター:R)
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