金森ケイタ・上乃凛子先生によるコミックストック『いつわりの愛~契約婚の旦那様は甘すぎる』。
小説投稿サイト「エブリスタ」で掲載している「偽りの愛の向こう側」のコミカライズです。
めちゃコミックで連載中の最新29話をご紹介します。
話の通じない元カレと修羅場の最中にまさに救世主のように理人が現れます。
そこで清貴は嘘ばかりついて仕事を得ようとし、また遥菜を陥れます。
言い返せない遥菜は、理人に心配かけまいと何も言い訳しません。
そんな遥菜と清貴の関係を勘ぐり嫉妬した理人は思いもよらない言動を遥菜にすることに…!
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『いつわりの愛~契約婚の旦那様は甘すぎる』28話までのあらすじ
前の話はこちら!
遥菜が重たい荷物を持って帰っている所を偶然仕事中の理人が見つけます。
あんな重たい荷物を持って、と心配し、遥菜の元へ駆け寄ろうと車を降ります。
遥菜が家路に着く手前で、清貴がいきなり現れ、新規の仕事が欲しいから理人に話してくれと言ってきます。
遥菜が断ろうとすると、清貴は逆上し、遥菜を罵倒。
そんな修羅場の所へ理人が現れてー…?
『いつわりの愛~契約婚の旦那様は甘すぎる』29話の内容(ネタバレあり)
言えない本当のこと
遥菜は、急に理人が現れた事に驚きます。
清貴はここぞとばかりに理人にごまをすります。
理人は清貴に「妻の様子がおかしい」と言うと、「たまたま会ったから立ち話していました」と清貴は嘘をつきます。
遥菜はずっと戸惑い、下を俯いています。
そして、理人は遥菜が持っていた重たい荷物を代わりに持ってくれようとしますが、遥菜は遠慮し、とそんな夫婦の会話の中でも、清貴は必死に「遥菜から新しいマンションの話を聞いて、是非我が社で」と言って、お願いします。
遥菜は心の中で「私は言ってないけど否定したら清貴が暴走しかねない」と判断して黙っています。
理人は一瞬考えて「秘書にアポイントをとって」と言って話を終わらせます。
理人の本音
遥菜は自分のせいで理人に迷惑をかけたと気を落としています。
理人は家の中まで重たい荷物を運んでくれます。
遥菜がお礼を言うと、理人は「そんなことより顔色が悪い」と言って遥菜を気遣います。
遥菜はさっき清貴に言われた「お前なんか魅力ない、すぐ浮気されるさ」という言葉が頭の中に残って上手く笑顔を作れません。
はるなは理人を気遣い話を逸らそうとしますが、理人はそっと遥菜の頬に手で触れ、「3ヶ月一緒にいるのだから顔色位分かる」と言います。
遥菜はドキッとし、理人に触れられて嬉しいと感じますが、清貴の言葉が重すぎて、素直に喜べません。
そして理人に心配かけまいと「荷物が重かったので」と言い訳しました。
理人は遥菜の言い訳に、本当にそれだけなのか、と考え込み、そういえばこないだのパーティでも遥菜は清貴と話をしていたなと考え、2人は何かあるのかな、と思い、モヤッとします。
そして理人は「清貴は元同僚かもしれないけど遥菜は今俺の妻だから」と照れながら話します。
遥菜は軽率だったとサーッと血の気が引き、理人に謝ります。
理人も「干渉しない約束だけど誰が見てるか分からないから」と遥菜に言います。
そして、理人は仕事に戻って行きました。
1人になった遥菜は、理人の行動を思い出し、ますます理人の事が好きになるのだけど、清貴に言われた言葉が遥菜を陥れます。
女の闇
一方、清貴の会社では、清貴の今の彼女、香織が清貴のデスクの名刺を探していました。
社員に声をかけられ、ドキッとする香織は「清貴に探し物を頼まれて」と言います。
清貴が社に戻ってくる前に、と名刺ボックスの中をゴソゴソと探ります。
そして、その中の理人の名刺を見つけ出し、またあの女から奪ってやる、とたくらんでいました。
『いつわりの愛~契約婚の旦那様は甘すぎる』29話の感想
清貴の話の通じない感じにとてもイラつきます。
遥菜を裏切ったくせに、遥菜を利用して新しい仕事を取ろうとするなんてクズ過ぎて、もう関わらないでと言いたくなるのもわかります。
理人も、遥菜の顔色にすぐ気がついて、とても優しく振舞ってくれ、素敵過ぎます。
そして、理人が清貴に嫉妬するシーンがとてもギャップがありすぎて歓喜でした。
照れながら恥ずかしそうに発言する理人が、本当に可愛すぎます。
とても遥菜の事が大事で独り占めしたいのだなとヒシヒシと伝わってきました。
ですが、遥菜は自分の軽率な行動で理人に迷惑をかけたと思い込んでショックを受けていました。
それは嫉妬なんだよって遥菜に教えてあげたいところです。
清貴の酷い言葉が頭から離れず、理人の嫉妬した言葉が素直を受け取れなかったのかな、と感じます。
それにしても清貴は酷すぎてまさにモラハラです。
言われた相手はその言葉でずっと苦しめられるのに、全く人の気持ちが考えられない人です。
そして、最後に西田香織の行き過ぎた行動が目につきました。
遥菜から清貴を奪っておきながら、またも理人まで奪おうなんてしたたか過ぎて女として1番友達にしちゃいけない人だな、と思います。
確かに理人はスペックが高すぎて、嫉妬してしまう気持ちはあるのかもしれません。
ですが、きっと理人はそんな香織のことも相手にしないのだろうと思いますが、理人が香織をギャフンと言わせてくれるのをファンとして期待します!
(ライター:あき)
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