リカチ先生によるBE LOVE2022年10月号掲載の『星降る王国のニナ』最新35話をご紹介します。
ついに自分の故郷に帰ることになったニナ。
故郷に帰るまでの間にピドーをお城を通過する事は避けられません。
ピドーからはニナたちが謀反をおこそうとしているのではないかと疑われてしまいます。
ピドーは果たして敵となるのか味方となるのか、どうなるのでしょうか。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。
著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『星降る王国のニナ』34話までのあらすじ
前話の詳細はこちら。
吊り橋から起きた2人に起きた異変。
ニナは目が見えなくなっていました。
瞳の中の明るい光をたどると、アズが近くにいてくれる事がわかります。
そしてセトは植物人間のような状態に。
ニナはセトを助けたいと言う思いから、セトをこの国から連れ出して故郷に帰ろうと決意します。
『星降る王国のニナ』35話の内容(ネタバレあり)
王位継承権第3位ピドー・ターハ
ピドーに謁見するニナたち。
ピドーはニナたちが将軍を連れて国境を越えようとしているのを不審に思っていました。
将軍を連れているのだからこれはガルカタに謀反を起こそうと考えていると思われても仕方がない状態です。
将軍は自分たちはこの国と利害は一致しているはずだと告げました。
話もそこそこに、よくよく考えてみればニナたちはずっと収容所にいたのだからシャワーすら浴びれていない状態です。
ピドーはみんなを着替えさせることにしました。
ニナやヒカミは見違えるような姿に変身します。
ヒカミはこうやってまだみんなの前に現れることを、ばつが悪く思っているようでした。
ニナはセトが1人になってどうしているのか気になりました。
セトを1人にしておく事は危険だと考えたようです。
セトもすっかり綺麗な格好に着替えていました。
シャワーを浴びたセトの体を丁寧に拭いてあげます。
セトはやはり植物人間のような状態で全く表情を動かす事はありませんでした。
2人のことを神妙な面持ちで見つめているアズ
アズがそんな2人を複雑な表情を浮かべて見つめていました。
ピドーに見つかってそれを速攻からかわれてしまいます。
人を傷つけたり傷ついたりすることも自由なことに含まれると。
それはさておき、みんなをきれいに着替えさせたと言うことで、ピドーは記念としてパーティーを開くことにしました。
こうしてそれぞれが複雑な思いを持った間のなか、パーティーが開かれることになったのです。
ピドーがうかない顔をしているニナに元気に声をかけてきました。
ニナにセトが襲いかかったと言うことも既に耳に入っているようでした。
ニナはそういうことがあったのは事実だが最終的にセトは助けてくれたのだと付けくわえました。
ピドーは能天気にも本当は一体2人のうちのどちらと付き合いたいんだとストレートに問いかけて来ます。
そんなことをしている間にミーヴァーが高いところに登ったまま下りられなくなったと言う知らせが入ってきました。
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『星降る王国のニナ』35話の感想
漫画とはいえ好きになると言う事は、もともと自分勝手なことに過ぎないと言うのはなかなか考えさせられるところではありました。
アズが嫌な気分になっているのも、決して相手のせいにしてはいけないと言うことでしょう。
ただ自分が同じ立場だったら、なぜ自分の好きな人が敵対している王子と仲良くしてるんだと言う不満は思いますけどね。
それはそうと、ニナの視力は元に戻ったんでしょうか。
もともと単純にガケから落ちた衝撃で視力を失ってしまったと言う簡単なことでもなかったように思います。
ニナはもともと視力を失っている中でもアズの存在だけは確かに感じることができたようです。
今回視力が戻った原因もアズと関係あるんじゃないでしょうか。
(ライター:R)
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