9月8日公開のマガポケ掲載、中武士竜先生『十字架のろくにん』98話をご紹介します。
祖父と自分の人生を壊した権田の殺害依頼をジュージカに依頼する哲太。
ジュージカは殺害依頼を引き受けますがーー?
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『十字架のろくにん』97話までのあらすじ
前話の詳細はこちら。
革命倶楽部の権田に借金を返さないと警察に祖父を突き出すと言われ、
毎日バイトに明け暮れ、帰れば殴られていた哲太。
そんな生活が続いたある日、いつものように殴られている哲太を見て正気に戻った祖父は、
哲太を助けようと権田に掴みかかり返り討ちに遭い、殺害されてしまいます。
『十字架のろくにん』98話の内容(ネタバレあり)
くそロア
権田は哲太の祖父殺害後も平然と暮らしており、更に祖母と娘の2人暮らしをしている、別の家庭にも出入りしていました。
金を取って帰ろうとする権田に娘が、大学の学費だからもって行かれると困るとお願いすると、娘の顔を殴ります。
「しつこい。お前の祖母が借金したのが悪い。」と権田。
何故か祖母は孫が殴られたのに権田に謝ります。
お腹が減っているだろうから食べ物を作ってきたと、権田は孫にカップに入ったものを差し出します。
異臭がして、これは何かとたずねると、手作りのババロアだと答えます。
戸惑う娘に無理やり食べさせ、吐き出す娘。
その様子を見て権田は嬉しそうに笑い、これは自分の排泄物で作った、クソロアだといいます。
そしてまた来ると言い残し去っていきます。
拉致される権田
権田は先ほどの家を出てお金を数え、部費に足りないかもしれない、次はどこの家に行こうかと考えていました。
すると目の前に1台の車が止まります。
お面をかぶった男が現れ、権田は何度も殴られ、気絶します。
処刑開始
意識を取り戻した権田は手足を広げて縛られています。
しかも体が逆さまになっていて、「これはなんだ?」と権田。
目覚めた事に気づいた2人組が権田に声を掛けます。
誰だ、お前ら、これ外せよ!と叫ぶ権田に、お構い無しに説明し続けます。
自分たちはジュージカといい、哲太からの依頼で君に罪を償ってもらうよと。
ここは何処だと聞く権田に北見が答えます。ここは処刑場だよ。
そこにはマスクと管を持った俊が立っていました。
『十字架のろくにん』98話の感想
権田という人間がこのように金を騙し取っているところは他にもあると思っていましたが、
悪行を晒していて、しかもとんでもない者を食べさせようとするなど、まさに腐った人間でした。
今回やっと拉致され、これで権田の被害者が救われるのかと思うとホッとしてしまいました。
次回から俊により拷問が開始されますが、今までたくさんの人を苦しめたのですから仕方ないですね。
これで被害者の気持ちが少しでも救われればよいと思います。
(ライター:かずみん)
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