女性が社会でキャリアを積んでいくと、女性ならではの壁や悩みにぶつかることも少なくありません。
そんな女性たちが仕事を頑張るモチベーションになるようなお勧めのお仕事マンガを集めました。
読むと仕事したくなる!リアルで共感できる!そんな3作品をご紹介します。
悪女
深見じゅん先生により1988年から1997年まで『BE・LOVE』に連載された作品で、1991年には第15回講談社漫画賞一般部門を受賞。
1992年に読売テレビ系で、2022年4月にも日本テレビ系でドラマ化されました。
大手商社近江物産にコネで入った落ちこぼれOL(田中麻理鈴)が、エリート社員T.Oさんへの初恋をきっかけに出世を目指すことになり
いじめや偏見などの様々な障害を明るく乗り越えながら、社内のいろんな問題を解決していくストーリー。
女性が嫌いで嫌がらせする男性上司、嫌がらせばかりで仕事しない女性社員、仕事以外の私生活を犠牲にしてきたエリート女性など
様々なタイプの人が出てきて、今の時代でも共感できるところがたくさんあります。
女性でも、学歴やキャリアや美貌がなくても、様々なハンデや逆境を乗り越えていく主人公に元気をもらえる作品です。
働きマン
安野モヨコ先生により2004年から2008年まで『モーニング』に連載された作品で、2006年にはアニメ化。
週刊『JIDAI』編集部の女性編集者、松方弘子(28歳独身)が編集長・上司・同僚たちと一緒に右往左往しながら、良い雑誌を作るために奮闘するストーリー。
とにかく松方弘子が仕事に熱く、それゆえに空回りや失敗もするのですが、がむしゃらに仕事するってカッコいいと思わされます。
大好きなのは第二巻、書籍販売部の営業マン・千葉さんのエピソード。
過去に頑張って売った本が著者に感謝もされず、頑張っても変わらないと、淡々と仕事をこなすことに徹していた千葉さん。
松方の熱意に感化され、上層部に粘り強くかけ合って初版部数の増加を取り付けます。
そんな千葉さんのおかげで本は大ヒット。
出版パーティで著者から感謝を伝えられ、男泣きする千葉さんに、つられて号泣しました。
登場人物たちの仕事への熱い思いに、仕事への情熱を思い出させてもらえる作品です。
Real Clothes
槇村さとる先生により2006年から『YOU』に連載された作品で、2008年に単発ドラマとして、2009年に連続ドラマとしてドラマ化。
越前屋百貨店の女性販売員、天野絹恵が、婦人服アダルト売場への異動をきっかけに、統括部長である神保美姫からの指摘で自身の外見を見つめなおし、ファッションにも目覚めていくというストーリー。
最初は野暮ったかった絹恵がどんどん洗練されていく様や、仕事へのやる気が高まり、キャリアアップしていく様子がとても痛快で面白いです。
絹恵に触発され、周りの女性たちもそれぞれが仕事に目覚め、成長し、輝いていきます。
なんとなく長年付き合っていた婚約者と別れるくだりは、キャリアと結婚に悩む多くの女性が共感できるかもしれません。
仕事でキラキラ輝く魅力的な女性たちに元気をもらえる作品。
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