秋野さと先生によるまんが王国掲載の『夫はグレーゾーン』最新刊37話をご紹介します。
自分が子供の時は普通の子供だったじゃないかと自問自答する上川。
そんなことを考えているうちに上川は街の中で動けなくなって立ちつくしてしまいます‥。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『夫はグレーゾーン』36話までのあらすじ
上川は昔の友人の白井に再会しました。
白井はベンチでうつむいている上川に違和感を覚えますが‥。
『夫はグレーゾーン』37話の内容(ネタバレあり)
会話に困る上川
上川は白井に話しかけられましたが、一体どうやって会話を続けていいのか分からないのでうつむいています。
白井もいろいろ気をつかっていましたが、ここは早めに立ち去ったほうがいいだろうと帰ろうとしています。
白井は1人の子供を連れていました。
実は白井は3歳になる子供が自閉症になってしまっていたのでした。
上川はそれを見て白井に話しかけることにしました。
知り合いの子供を見て自分も子供の時こんな感じだったのかと過去のことを考えてしまう上川。
上川はもしかしたら白井も自分と同じように会社を辞めたのかと思って質問してみました。
白井は相変わらず極端な奴だなと大笑いしています。
白井は嫁さんの代わりにこうやって子供出かけさせていたのだと説明しました。
上川はそれを聞いて自分も昔は普通の子供だったのだと余計に自問自答するようになっていました。
そして白井は突然走り出した子供を追いかけるために去っていきました。
自分がどこに行けばいいのか分からなくなってしまった上川
走り出す子供を見て、いったい自分は何者なのか分からなくなってしまった上川。
そして人混みの中で人を避けるなくなってしまい立ち尽くしてしまいます。
頭の中には自分の奥さんのことが思い浮かんできます。
そのまま立ち尽くして涙を流していると奥さんの美和があらわれました。
美和は一緒に帰ろうと言ってきてくれました。
そして涙をぬぐいながら家に帰ったらたくさん話すのだと上川は歩き始めます。
『夫はグレーゾーン』37話の感想
なかなか難しいテーマですね。
でもこういう人と、このご時世に職場で怒鳴り散らしたりしている人とどちらが普通の人間なんでしょうかと思ってしまう場面も見たことがあります。
幸い上川は結婚していて、こうやって支えてくれる人もいるとわかっているからはっきりってほかの人よりは何百倍も恵まれていたと思いますけどね。
まぁそれがプレッシャーになってしまうと言う場合もありますけど‥。
(ライター:R)
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