12/12発売のヤングマガジン2023年2・3号掲載『マイホームヒーロー』最新170話「刑事の勘と娘のカン」をご紹介します。
窪の暗号を解読し、マンションの貯水槽のフタを開けると、そこには爆弾が仕掛けられていました。
戸島は捜査チームに連絡を入れ、爆弾処理班を呼びましたが…。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『マイホームヒーロー』169話までのあらすじ
前回の話はこちら。
哲雄は戸島と2人で、窪の一つ目の爆弾が仕掛けられた場所を探すため、国会図書館に行きました。
手がかりは哲雄が読んだミステリー小説の中に書かれたステラズマンション升野という言葉。
小説の中からヒントに当る場所の特定をした2人は、該当する場所が3ヶ所あることを発見します。
1つ目は違い、2つ目も空振り。
諦めかけた哲雄でしたが、まだ最後の1つが残っているという戸島の言葉に促され、3ヶ所目のマンションに向かいましたが、貯水槽には爆弾は仕掛けられ・いませんでした。
その時、屋上から下を見下ろすと現在いる場所より低い位置に建てられたマンションが見えました。
もしかしてあそこではないか?と2人はそのマンションの屋上に行きました。
貯水槽のフタを開けると、そこには爆弾が仕掛けられていました。
戸島は捜査チームに連絡を入れ、爆弾処理班を呼びましたが…。
『マイホームヒーロー』170話の内容(ネタバレあり)
窪の声
爆弾処理班が到着し、慎重に撤去作業を行っていると、電話が鳴りました。
鳴ったのは爆弾にテープで付けられた携帯電話です。
爆弾から取り外された電話に戸島が出ると、1つ目の解除は成功した。おめでとうと、声が聞こえました。
自動読み上げソフトを使っている音声のようでした。
戸島は自分の携帯をポケットから出し、ボイスメモで会話を録音し始めました。
相手は窪のようです。
液体爆弾の中身は何かと聞くと、窪は青酸ナトリウムだとこたえます。
哲雄に電話を変わってと言われ、哲雄が窪と話し出しました。
認めろよ
哲雄が変わると、窪は誰が問題を説いたのかと尋ねます。
あのヒントの小説は哲雄の家の本から選んだようです。
俺とお前は似ているからもうそろそろ認めたらどうだと窪は言います。
窪によると、テロはあと2つ残っており、1つ解決するたびにもらえるヒントを3つ解く事ができれば、窪の居場所が特定出来るとのこと。
その時は自衛隊でも何でも送り込んで来いと言いました。
まず、最初のテロを阻止した成功報酬のヒントは、<本庄児玉ICのカーブのキロ>の確認。
次のテロのヒントと、次回のテロは4日後の28日14時に行うと言うと電話は切れました。
渡辺が、マンションの監視カメラ、携帯の販売所、購入者、毒の入手方法などを調べるように捜査員に指示を出します。
すると、戸島が青酸ソーダなら、金属加工などに使われる物だから盗まれた可能性もあるかもしれないと言いました。
渡辺は哲雄に深々と頭を下げました。
しかし危険な目に遭う可能性が高いので、あまり無茶な行動はしないようにと、また釘を刺してきました。
哲雄は淡々と気をつけると答えました。
渡辺の哲雄への疑惑
渡辺が戸島を呼び、今回、行動を共にした時の哲雄について聞いてきました。
哲雄に怪しい動きはなかったか、本当は哲雄の自作自演ではないのか疑っているようです。
戸島は、哲雄にそんな余裕はなかったし、動機もない、何のメリットもないと答えました。
しかし渡辺は推理通の哲雄が警察の上を行く捜査をし、7年前のようにまた世間の注目を浴びようとしていれば、それがメリットになると、哲雄に対する疑惑を露にします。
戸島は家族を1番に考え、自分のことは後回しにする哲雄が、目立ちたいという理由で動く事はないと断言しました。
それを聞いた渡辺は警察から1度でも逃げた人間を信用してはならない。
哲雄から目を離すなと言い、現場を後にしました。
データ解析
警察内では、爆弾の仕掛けられたマンションのカメラの解析が行われましたが、データが全て消去されており、犯人の姿も、いつ侵入されたかも、わかりませんでした。
青酸ナトリウム、爆弾の入手経路、携帯電話の着信元さえもわからない状態でした。
しかし、装置を固定していたテープから窪の指紋が採取されました!
戸島は哲雄にこの結果を知らせに行きました。
哲雄はこれからは、ヒントと予告の謎解きが堂々とできるようになると言いました。
零花の思い
家に帰った恭一に零花が電話を掛けました。
零花は哲雄に会ったが、延人殺しの事について聞けなかったというと、恭一はやっぱりそうかと言いました。
哲雄の事を疑っている事もばれているようだと零花が言うと、それでも哲雄は逃げないのかと恭一が言います。
零花は哲雄が逃げれば自白になるし、自分がまだ証拠を掴んでいない事を知っているから堂々としているように見える。
もしくは、今の哲雄の目的は窪を殺すためであり、捕まらない事じゃないのかもしれないと話しました。
哲雄にとって逮捕とは、制限時間なのかもしれないと零花は思いました。
タイムリミット
哲雄は小沢に電話しています。
零花にヲハと明砂の身元を警察に黙っていた事に気づかれたから、決定的な証拠を零花が掴む前に終わらせないといけないと言うと、
小沢は意外と早かったと焦りつつ、最後まで哲雄にお付き合いしますと答えました。
哲雄は、タイムリミットは自分が思っているよりも短いかもしれないと思いました。
次の話はこちら!
『マイホームヒーロー』170話の感想
無事に第一の爆弾テロは阻止する事ができました。
しかし、爆弾の場所を警察が見つけられなかったことで、渡辺の怒りを買ってしまったようです。
哲雄は窪を殺すことが目的で、逮捕される事に恐れはないと、零花にも気づかれてしまいました。
窪を殺さなくては、逮捕されてから家族を守る事ができなくなるということまでは、まだわかっていないようですね。
まずは第2の爆弾テロを阻止するために、また動かなければなりません。
戸島と行動を共にしながら、再び登場した小沢との共闘はは可能なのか?
小沢はどこにいるのか?
正義とは何か?
零花は延人殺しの証拠をつかめるのか?
警察は窪にたどり着くのか?
第2の爆弾テロ阻止というミッションは成功するのか?
次の更新がますます楽しみです!
(ライター:かずみん)
次の話はこちら!
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