1月26日公開のマガポケ掲載、中武士竜先生『十字架のろくにん』116話「万事休す」をご紹介します。
講師に目をつけられ、姿を消した麗央。
部屋がノックされ、俊がドアを開けると、そこにいたのは安堂でした。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『十字架のろくにん』115話までのあらすじ
来栖が俊を呼んだ後、安堂と来栖は2人で話をしていました。
安堂と来栖は中学生から今も続く友達でした。
あの時はこうなるとは思わなかったと話す安堂にうなずく来栖。
来栖がそろそろ革命戦士の選別の時がやってくると言うと、やっといたぶる事が出来ると嬉しそうに安堂は笑いました。
自室に戻った来栖が隠し扉を開け、中に入ると、おびただしい腕が並べられていました。
来栖は猟奇殺人者で、1度も捕まった事がなく、ターゲットは全て女性でした。
来栖は殺害した女性の腕を持ち帰り、飾った部屋で過ごすという恐ろしい趣味を持っていたのです。
一方、俊が自分の部屋で麗央はどこに行ったのかと考えていると、ドアがノックされました。
麗央かもしれないとドアを開けると、そこにいたのは安堂でしたが…。
『十字架のろくにん』116話の内容(ネタバレあり)
対峙
ドアを開けて驚いている俊に向かって安堂が、やはりお前かと言いました。
その背後から数名の革命倶楽部戦士が現れ、俊を拘束しようとつかみ掛かりました。
しかし、俊は1人の喉の肉をつかみ、千切りとりました。
喉を切られた戦士は大量に出血し息も出来ない状態になりました。
腕をつかんでいる別の戦士は俊に首の骨を折られてしまいます。
その隙を縫って俊の背後に廻りこんだ安堂は手のかかる奴だ、戦士が2人もいなくなってしまったと言いながら俊の首に注射を打ちました。
注射の中身は麻酔薬でした。
俊は意識を失いました。そこに来栖も来ていました。
報告ありがとうと、安堂が言うと、来栖は会った時に俊の目つきがおかしいと思ったから教えたのだと言いました。
因縁
まさかお前と過去に因縁があったとは知らなかったけど、とも言いました。
安堂は、確かにこいつのじいさんと弟を殺したのは俺だと答えます。
こいつも同じように殺してやる、でも、その前にたっぷり痛ぶってやると言いました。
拘束
一方、川奈は今日の作業のために畑に来ていましたが、俊の姿を探しても見当たりません。
咲がやってきて、どうかしたんですか?と聞くと、俊君がいないのだと川奈は答えます。
すると講師の中村がやってきて、朝、合宿から脱走しようとした吉田俊さんが拘束されたと言いました。
内山さん、鈴山さんに続き吉田(俊の偽名)さんも脱走を試みた。
このような事が続くということは、みなさんの気が緩んでいる証拠だと。
処刑
中村は、参加されている皆の気を引き締めるためにも皆の目の前で、3日後に俊を公開処刑することが決定したと告げます。
処刑という言葉に驚く一同。
俊のことを快く思っていなかった田宮だけが嬉しそうに笑っています。
川奈は焦って早く救出しなければと思いますが、でも1人で、どうすればよいのか?と考えていると、咲が川奈に彼を助けましょうと言いました。
川奈さんは彼の彼女だから緊急事態の今は、私とは停戦しましょう。
私は吉田さんに助けてもらったから、今度は自分が助ける番だと咲が言いました。
川奈はカノジョ?テイセン?と、はてなマークが飛びますが、よくわからないけどよろしくお願いしますと協力を受け入れました。
牢獄
いくつもの牢獄が並んだ場所が出てきました。
牢獄の中には精神崩壊させられた人間が叫んで暴れている様子が描かれています。
その一番奥には厚い扉があり、その中に手足を縛られた俊が上から吊り下げられていました。
『十字架のろくにん』116話の感想
とうとう安堂と対面した俊。割と早い対面でしたね。
しかし、俊は1人のため、圧倒的に不利な状況で捕まってしまい、とても残念です。
今回は安堂のサディストぶりはまだ、ほぼ発揮されていませんが、次回から恐ろしい拷問が始まると思うとゾッとしました。
ところで、麗央は俊にとって仲間となる存在なのか、それとも敵なのか?
俊の本名を知る彼女は一体何者なのか?前回から気になるところですが、まだ何も明かされていません。
川奈と咲は俊の救出に成功するのか?俊はあの状況から脱出できるのか?
更に安堂に復讐することができるのか?
謎が多すぎて次回の更新が待ちきれません!
(ライター:かずみん)
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