権平ひつじ先生による週刊少年ジャンプ2022年39号掲載の『夜桜さんちの大作戦』最新143話をご紹介します。
百は完全に牙をむいて家族たちを攻撃してきます。
操られた二刃と辛三も百の思うままになってしまいました。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『夜桜さんちの大作戦』142話までのあらすじ
百の魔の手は二刃と辛三に迫っています。
二刃と辛三は既に心をコントロールされた状態になっていました。
凶一郎はこれ以上家族を壊される前に自分の父親を壊すことを決意します。
『夜桜さんちの大作戦』143話の内容(ネタバレあり)
二刃と辛三の奪還作戦
2人を取り戻すにはまず体勢を立て直すことが必要です。
そのために家族たちが何をしていたのかと言うと…。
なんと今日は家族みんなで蕎麦打ちをやっていたのでした。
太陽も一体なぜこんなことをする必要があるのかと疑問に思っているようです。
実はこの蕎麦打ちは夜桜の家に代々伝わる伝統儀式だったのでした。
これを食べることで英気を養って体制を万全にするというのが目的です。
まずは2人を取り戻すために全力で挑む。
そのためにはメンタルも元通りに戻しておく必要があったのでした。
四怨や嫌五は前回の戦いですっかりメンタルが1番下まで下がっていたのです。
長男もそんな他の2人をあざけわらっていましたが、実は自分が1番ダメージをくらっていました。
いなくなった家族2人が子供の時に描いた絵を20時間近くも眺めることで気を紛らわせていたのでした。
そばを茹でる作業に入る太陽
家族たちがはしゃいでいるうちに太陽は蕎麦をゆであげることにしました。
しかしこの季節、どこのご家庭でも思うことかもしれませんが、キッチンに入って料理をするというのが非常に酷になってきます。
六美はこの熱の化学反応こそがおいしいそばを作り上げる秘訣なのだと理解しているようです。
それに六美は、なんだかんだいつも自分のそばにいてくれる太陽のことをすごく嬉しく思っていたのでした。
改めてお父さんのことを考えてみます。
お父さんは考え方が歪んでいるけど家族のことを愛しているのは事実だと。
だから今コントロールしている2人に危害を加える事はないと考えていたのでした。
他の家族がそばをこねて、流れ作業のように蕎麦が完成しつつありました。
六美も父さんにとっての家族とは一体何なのだろうかと疑問を投げかけています。
長男が蕎麦の味見をしながらアドバイスをします。
家族の問題なんだからひとりで考えすぎないほうがいいと。
そんなことをやっている間に他の家族が薬味を完成させてくれたようです。
すべての工程が完了したので蕎麦をテーブルの上に並べてみんなで食べることにしました。
いざテーブルの上に並べてみると、さすが家族に代々から伝わる食べ物らしきオーラが漂って生きているのを太陽くんは発見します。
家族たちはこの蕎麦を平らげることでどんな局面も乗り越えてきたのでした。
『夜桜さんちの大作戦』143話の感想
この漫画はシリアスな回が続いた後、箸休め的な回が何個が続くのが魅力的なところです。
でももうストーリー的にも佳境に迫っているので、さすがに完全な箸休めというのがもうないだろうと思っていました。
しかし今回のストーリーのオチを見てこの漫画に改めて驚かされることになります。
まさか本当に手打ち蕎麦を食べるだけで終わってしまうとは。笑
ある意味シュールなギャグなんでしょうか。
漫画がスタートしたときはスパイファミリーの二番煎じかと思ったのですが、今ではすっかりそれぞれの作品として機能していますね。
スパイファミリーは何かもっと全体的にギャグですからね、意外にも。
(ライター:R)
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