8月25日公開のマガポケ掲載、中武士竜先生『十字架のろくにん』96話をご紹介します。
17歳の赤松哲太がジュージカに殺人依頼にやってきます。
赤松は、自分の祖父を騙して殺した男を殺して欲しいとのこと。
一体何があったのでしょうか。そして、殺して欲しい男とはーー?
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『十字架のろくにん』95話までのあらすじ
北見医院を経営するジュージカと呼ばれる暗殺集団の北見こうごと、俊の初めての出会いは山の中でした。
北見が依頼された悪人を殺し処分するところを、川から上がってきた俊が目撃したしたのです。
死体を見られた北見は俊も殺そうとしますが、俊に死体の処理が間違えていると指摘されます。
何故そんな知識があるのか聞くと、漆間俊という名前以外は何も覚えていないとのこと。
俊を助け、北見、看護婦の川奈、俊の3人はジュージカというチームを結成し、依頼された殺しを請け負うことになったのでした。
『十字架のろくにん』96話の内容(ネタバレあり)
赤松哲太
17歳の赤松哲太が医院の殺人依頼にやってきます。
依頼の合言葉は「不治の病を治して欲しい」です。
赤松哲太は、自分の祖父を騙して殺した男を殺して欲しい、と詳しい内容を話し出しました。
哲夫による祖父の話
小さな頃に両親を亡くした哲太は祖父に育てられました。
小さな頃から大好きなパンの耳のラスクをしょっちゅう作ってくれます。
高校生になってもそれは変らず、裕福ではないものの楽しく暮らしていましたが
ある時から急に祖父がおかしくなっていきました。
ある日当然、祖父が哲太が欲しいと言っていたゲーミングPCを買ってきます。
しかし渡されたものはとても古い型のパソコンでした。
パソコン教室で知り合った友人が50万で売ってくれたと言います。
哲太は祖父が騙されていることに気づきますが、祖父は満面の笑みを浮かべたため、ありがとうとしか返せませんでした。
おかしくなった祖父
それ以来、祖父はどんどん、おかしくなっていき
壁に向かって謝ったり、意味不明な言葉を急に叫びだしたりしていきます。
どんどんお金が無くなり、哲太の生活までも大変になっていきました。
学校でも同級生に馬鹿にされ、祖父がヤバイらしいと噂されます。
ある日哲太が学校から帰ると、祖父が近所の人に、食べ物やお金を分けてくださいと言っている現場に遭遇します。
そんな惨めな姿を見た哲太は、おじいちゃんは騙されてる!パソコン教室の友達とは縁を切れ!と怒ります。
すると悪口を言うな!と祖父は哲太の頬を叩きました。
自分の心配より友達をかばう祖父に対して悲しみがこみ上げてきた哲太は、トイレで一人泣くのでした。
革命倶楽部の権田
家に帰ると祖父がお客さんに挨拶をしなさいと言い、来客にパンの耳のラスクを出しているところでした。
客は哲太に向かい革命倶楽部の権田と名乗ります。
哲太は、これが祖父を騙している人物だと気づきます。
『十字架のろくにん』96話の感想
記憶をなくしているのに、名前と殺人や死体処理の技術は覚えている俊。
少年院から出た後、何が彼の身に起こったのか?
とても気になりますが、話は一旦、ジュージカの話になります。
ネット上の都市伝説のような扱いで日常に出回る話。
いるかもしれないけど、本当かな?という感じにしているところは
怪しい人物なら依頼が断れるシステムなのでしょう。
赤松哲太の話は最近よくある洗脳だ!と思いました。
次回、権田が祖父に何をしたのか明らかになると思われます。
見た目がペテン師のようで不気味な感じが漂う権田の悪事は?
何故、祖父は殺されたのか?
次が待ちきれません。
(ライター:かずみん)
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