10/3発売のヤングマガジン44号掲載『マイホームヒーロー』最新163話「私の知らないお父さん」をご紹介します。
囮になっていた哲雄は、手紙を見て動揺してどこかへ向かって行きました。
どこへ向かったのでしょうか?
哲雄は窪に接触できるのでしょうか。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『マイホームヒーロー』162話までのあらすじ
前回の話はこちら。
哲雄が突然消え、おとり捜査に同行していた刑事が哲雄の行方の捜索を開始します。
手紙と写真を見て動揺していた哲雄の様子を監視カメラで見た刑事たちは、哲雄の行き先に窪がいるとにらみます。
1人タクシーに乗って哲雄はどこかに向かいますが…。
『マイホームヒーロー』163話の内容(ネタバレあり)
零花の部屋
恭一と共に7年前に住んでいた部屋に行く零花。
昔の出来事を思い出しています。
7年前、家に帰ると父母が散らかった部屋の中で片づけをしていました。
どうしたの?と聞くと延人と喧嘩になったと答えた哲雄。
案内してくれた管理人が恭一と零花に部屋を探しているのか尋ねます。
いいえと答えると、横にいた恭一がやはり7年前に自分と組んで、
延人の行方を探そうと言った哲雄の様子を思い出していました。
ベランダに出た零花は恭一に聞いた話から、哲雄の延人殺害の隠蔽工作を手伝えたのは歌仙しかいないと考えます。
零花の知らない哲雄
2人は自分を守るために延人を殺害したんだと考えます。
隣との境目にある蹴破りに傷があることを確認しますが、それが犯行の証拠にはならないと判断します。
7年前の恭一と哲雄のやりとりを聞く零花。
急に泣き出したり、恭一を延人殺害の犯人に仕立てるために行った、工作について話をします。
殺害がバレたら哲雄は殺されていただろう。
家族のために殺人を犯し、他人を犯人に仕立て上げるなど、家族のために、そこまでやるなんて。
自分は馬鹿だ、何も知らなかったと零花は父の思いを考え、涙を流します。
思い起こせば、零花が調書で読んだ、供花村での出来事はあまりに用意周到で、窪に対する殺意は明確でした。
誰が見ても窪の残虐な行為に対する正当防衛に思われる出来事は、一般人の取る行動ではありません、
「またな」と言い残し去った窪。
その言葉はいつかまた殺しにくるからと警察は解釈した。
しかしもっと深い意味があるのでは?と零花は思いました。
哲雄の行方
上司の戸島から電話が入り、哲雄が行方不明になったことを知る零花。
窪から連絡があり、2人は交渉をするつもりらしいと言います。
哲雄と窪を会わせるるわけにはいかないと零花は恭一の止まるホテルに急ぎます。
恭一は付き合うのは昨日までの約束だと言いますが、哲雄が窪を殺そうとしていると聞いた恭一は零花と一緒に哲雄を追うと告げます。
自分は何か大切な物から逃げている。
自分も当事者の1人でいたいと恭一は言い、7年前に自分の巻き添えになり、亡くなった金井という親友の事を思い出します。
零花に何かあったら金井の死も報われません。
捜査会議
警察官が集まり、捜査会議を開始します。
哲雄が監視カメラから消え姿が見えなくなった後、パーキングエリアから出て行った車を調べ
と同時に哲雄のポケットに封筒を入れた人物を洗い出します。
哲雄がトイレに入る前にはなかった封筒が、出てくるとポケットに入れられていました。
それは数分の出来事で、その間にトイレに出入りしたのは3人。
その内の1人は哲雄と一緒にトイレから出てきたので、怪しいのは、残りの1人。
ちょっとごつい感じの若い男です。
この男の車は防犯カメラに写っている為、車種は特定済み。
ナンバーを割り出して男を追う!
哲雄を捜索するため、捜査官が動き出しました。
続きはこちら!
『マイホームヒーロー』163話の感想
7年前に、危険な目に遭っている零花でしたが、哲雄が延人を殺した事で窪から哲雄が追われていたために自分が巻き添えになっている事には、気づいていませんでした。
哲雄の家族を守ろうとする必死さを、今回初めて知りました。
父に対する申し訳なさと警察官として正義を貫かなければならない自分との葛藤。
見ていて切なくなってしまいました。
また哲雄が接触する相手は、本当に窪なのか?
まだ手紙の文面が解明されていない為、はっきりとはわかりません。
次回、零花は哲雄と会うことができるのか?
哲雄は無事なのか?謎は深まるばかりです。
次の更新が待ち遠しいです。
(ライター:かずみん)
次の話はこちら。
https://www.igfan.jp/689/
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