10月3日公開のマガポケ掲載、中武士竜先生『十字架のろくにん』102話「デート②」をご紹介します。
川奈と休日に出かけることになった俊。
川奈はどこへ連れて行くのでしょうか。
そして2人の後ろには後をつける男の姿がーー。
※本サイトでは内容に興味を持ってもらえるようあらすじ(ネタバレを含む)を紹介しています。 著作権の都合上、コマやセリフの大幅な抜粋はしておりませんので、詳しい内容はぜひコミックスをご購入いただきご確認ください。
『十字架のろくにん』101話までのあらすじ
前話の詳細はこちら。
川奈と休日に出かけることになった俊。
待ち合わせ場所にこない川奈を心配して家に行くと、部屋が荒らされ、何かが落ちる物音が。
部屋のドアを開けると、川奈がベッドから落ちていました。
川奈は寝坊していただけでした。
やっと出かけることになった2人の後ろから男がついてきましたが…。
『十字架のろくにん』102話の内容(ネタバレあり)
つけて来た男
川奈と出かけた俊は洋服店に連れて行かれます。
俊に選んだスーツを着せて「似合っている!」と喜ぶ川奈。
これはどういういう事?と聞く俊にプレゼントと川奈は答えます。
それ着て行くところがあるんだと言い、店を出て二人はどこかへ向かいます。
その後ろを不信な男がつけてきます。それに気づいた俊は、川奈に走るよう言いました。
走る服装じゃないよと戸惑う川奈ですが、俊に一生懸命についていきます。
男が追いつき、川奈を捕まえようとしますが、俊が裏拳で男を叩きます。
喉元を叩かれた男は「グッ!」と声を上げ、その場に倒れました。
男を押さえ込みながら俊は聞きます。
「ずっと後から、尾いてきましたね?あなたは何者ですか?」
顔を見た川奈が「お兄ちゃん!」と言うと、「川奈美々の兄の大成です。」と男は言いました。
俊は驚いて手を離しました。
何をしているの!と怒られた大成は、
元気かなと気になって家に行ったら、男と出てくるところを見たから、つい後ろをついてきたと言います。
大成は俊を川奈の彼氏だと思ったようです。
よかったな、と言う大成にそんな関係じゃないからと否定する川奈。
よろしくねと俊と握手する大成。
川奈は再度否定して怒ってしまいます。
更に一緒についていこうとする大成に「早く帰って!」と怒鳴りました。
手を振って帰っていく大成を見て、俊がいいお兄さんですねと言うと、川奈はキモいでしょと答えますが、俊は何だか懐かしい感じがします。
自分にも2人のような家族の繋がりがあったんだろうなと言いながら、次に行く場所に急ぎます。
高級レストラン
着いた先はドレスコードもある高級なステーキハウスでした。
お金の心配をする俊に、今日は私たちがご馳走するよと川奈は答えます。
どうしてこんなによくしてくれるんだろう?私たちって?と、また頭の中で?マークが飛び交う俊が店員に案内されていった部屋の中には、北見が待っていました。
誕生日
中にはケーキや、たくさんのご馳走が並んでいました。
「お誕生日おめでとう!俊くん!」とクラッカーを鳴らします。
喜んだ俊はお礼を言いながら、なぜ今日が誕生日なのかと問いかけます。
北見は自分達も分からないけど、川奈と相談して今日にしようと決めたんだと言います。
北見は十字架のネックレスをプレゼントしてくれました。
川奈のプレゼントはスーツです。
ネックレスを着けてくれた川奈は、血は繋がってないけど、私たちのことを家族と思っていいんだと言います。
ネックレスを見つめながら照れる俊。
それを見た北見は、二人を付き合っているのかとからかいます。
大成と同じことを北見にも言われた二人。
「違うってー!」と川奈はまた叫ぶのでした。
次の話はこちら!
『十字架のろくにん』102話の感想
記憶をなくした俊の誕生日を祝ってくれた北見と川奈。
家族が殺されて以来、何年ぶりの誕生日だったのでしょう?
こんな素晴らしい仲間がいてくれるなんて、今の俊は幸せですね。
前回、京の顔をおぼろげに、思い出し、今回は、川奈と兄の大成の関係に、
自分にも家族との繋がりがあったのでは?と、小さなパズルのピースが集められるように記憶の断片が思い浮かんできているようですね。
この幸せな時間は、きっと長くは続かないのでしょうね。
2話連続でほっとする内容が続きましたが、次回は、京の現在が語られると思われます。
革命倶楽部の実態は?社会活動家の真の顔とは?
謎だらけの京の5年間は?
ますます、今後の展開に期待が大きくなります。
(ライター:かずみん)
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